診療案内

不妊検査

一般採血検査

妊娠を継続できる健康状態なのかを確認するために、貧血の有無や、肝機能、腎機能に異常がないかを調べます。

基礎体温測定

朝起きた直後に、婦人体温計で検温します。基礎体温を記録したグラフをつくり、低温期と高温期が分かれていることを確認し、排卵時期を調べます。

子宮頚部細胞診

子宮頚がんのスクリーニング検査として行います。

クラミジア抗体検査

クラミジア抗体は不妊原因の1つであり、クラミジアに感染したまま妊娠すると、流産の可能性や、出産時の産道感染によって赤ちゃんが結膜炎や肺炎を起こす危険があります。
クラミジアに感染している場合は、先にその治療を行います。

抗精子抗体検査

女性の中には、精子の運動の抑制や受精を阻害する抗体が体内に存在することがありますので、血液検査にてその抗体の有無を調べます。

抗精子抗体が見つかった場合には、体内に存在している抗体の量によって、人工授精を行うか体外受精を行うかを決めます。

ホルモン測定

卵胞期、黄体期に、採血をして行います。
月経中に黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)の測定をして、その周期の検査計画を立てます。

子宮卵管造影検査

子宮の入口から造影剤を注入してレントゲンを撮り、子宮内の状態や卵管の状態、卵管周囲の癒着がないかなどを確認します。月経直後に行います。

子宮鏡検査

子宮内の筋腫・ポリープの有無などを内視鏡で調べます。月経終了後の低温期か、避妊した高温期に行います。

超音波検査・内診

超音波検査で子宮、卵巣を観察し、子宮内膜の状態の確認と卵胞の大きさの測定をして、排卵期を予測します。

頚管粘液検査

排卵期に行います。頚管粘液の分泌状態をチェックして、卵胞ホルモンが働いていることを確認します。

精子検査

精子数が少なかったり、運動率が低かったりすると、妊娠しにくい場合があります。
精子に異常が認められる場合は、「ともまさ泌尿器科・皮フ科」と連携して、検査、治療を進めていく場合もあります。

精子クロマチン構造検査 (SCSA)

顕微鏡下ではわか らない精子の DNAの損傷率(DFI:DNA断 片化指数)を 調べる 検査です。通常の精液検査で異常のない方でも DFIが高い場合、受精率や妊娠率の 低下や流産率が高くなるといわれています。


抗酸化力検査(TAC)

精液中の酸化ス トレスヘの抵抗力(抗酸化力)を 調べる検査です。酸化ス トレスは 精子の DNAの 損傷の主な原因 と考え られてお り、運動性の低下にもつなが ります。 不妊の男性では抗酸化力が低 く、生活習慣の見直 しやサプ リメン トの内服によつて 改善するといわれています。


AMH検査

AMHとはアンチミューラリアンホルモンの略で、AMHの数値は卵巣の中に残る卵子の数の目安になります。AMHの値は、患者さまに最適な治療方針を決める上で活用します。
※一般採血検査・クラミジア抗体検査・抗精子抗体検査・精子検査のみ自費になります。

不妊症検査 料金表
検査項目 費用
一般採血検査(貧血の有無、肝機能、腎機能) 自費 5,450円
甲状腺ホルモン検査保険 1,740円 *
子宮頸部細胞診自費 3,090円
クラミジア抗体(採血)自費 4,630円
超音波検査・内診
超音波検査で卵胞の大きさを測定し、排卵期を予測します。
保険 1,600円 *
フーナーテスト
排卵期の性交渉後行います。
保険 100円 *
子宮卵管造影
生理後から排卵前の間にレントゲンをとります。
保険 8,000 円
ホルモン基礎値採血
生理中に行います。生理2~3日目に予約をとって頂き検査を行います。
保険 2,100円 *
黄体期ホルモン検査保険 1,700円 *
抗精子抗体(採血)自費 8,230円
精子検査自費 5,150円
AMH自費 6,180円

*の印がついているものは初診、再診料が別途かかります。
表示されている金額はおおよその目安となります。
※自費は税込になります。

検査項目 費用
一般採血検査(貧血の有無、肝機能、腎機能) 自費 5,550円
甲状腺ホルモン検査保険 1,740円 *
子宮頸部細胞診自費 3,150円
クラミジア抗体(採血)自費 4,720円
超音波検査・内診
超音波検査で卵胞の大きさを測定し、排卵期を予測します。
保険 1,600円 *
フーナーテスト
排卵期の性交渉後行います。
保険 100円 *
子宮卵管造影
生理後から排卵前の間にレントゲンをとります。
保険 8,000 円
ホルモン基礎値採血
生理中に行います。生理2~3日目に予約をとって頂き検査を行います。
保険 2,100円 *
黄体期ホルモン検査保険 1,700円 *
抗精子抗体(採血)自費 8,390円
精子検査自費 5,240円
SCSA自費 10,000円
TAC自費 10,000円
SCSA+TAC自費 16,000円
AMH自費 6,290円

*の印がついているものは初診、再診料が別途かかります。
表示されている金額はおおよその目安となります。
※自費は税込になります。

不妊治療

タイミング療法

クリニックで卵胞の発育を確認して排卵日を特定し、妊娠しやすいといわれる排卵日数日前から排卵日までに、性交のタイミングを合わせていただきます。

排卵誘発法

タイミング療法や検査により排卵障害や黄体機能不全が発見されたときは、排卵誘発剤を使用したタイミング療法を行います。排卵誘発法には内服と注射の方法があります。

※仕事などのご都合で通院が難しい方には、自己注射指導(保険適用注射剤)も行っています。

卵管鏡下卵管形成術

卵管内を検査・治療する内視鏡を用いて、詰まっている卵管を開通させ、より自然な妊娠を目指すものです。入院の必要はなく、日帰りで受けることができます。(保険適用)

人工授精

採取した精液の中から動きのよい精子を取り出して濃縮し、妊娠しやすいタイミングを見計って、子宮内に直接注入します。精子と卵子が出会う確率を上げるために行う方法で、受精、着床、妊娠のステップは自然妊娠と変わりません。

体外受精

卵子と精子を同じ培養液の中で培養して受精させ、できた受精卵を子宮に戻すという方法です。
タイミング法や人工授精を続けても結果が出ない方、卵管の詰まりや精子数が少ないなどの事情があり体内での受精が難しい方は、検討していただくとよいでしょう。

顕微授精(ICSI)

動きがよく形が正常な1個の精子を、卵子の中に細い針で注入します。体外受精に必要な数の健康な精子を得ることができない、受精障害があるなど、体外受精では受精しない可能性が高い場合に実施します。

Piezo-ICSI

従来の顕微授精(conventional-ICSI)では、先端が尖ったピペットを使用します。ピペットを卵子に押しつけ、透明帯を貫通させ細胞膜を吸引して穿破します。そして、細胞質内に精子を注入するため、押し付けた時の圧力と、吸引した時の圧力により、卵子へのダメージが起こることがありました。
今回新たに導入したPIEZO-ICSIは、先端が平坦なピペットを使用します。ピエゾパルスを加えることにより、卵子にピペットを押しつけず透明帯を貫通し、さらに細胞質を吸引することなく穿破し精子を注入するため、従来のICSIに比べ、卵に優しい方法となります。

凍結融解胚移植

体外受精でできた胚(受精卵)を、凍結して移植する方法です。子宮内膜の状態がよい時期に移植をすることができます。

アシステッドハッチング

胚が着床できるよう透明帯の一部を薄 くしたり、穴を空けたりして、孵化 (ハッチ ング)を 補助する技術です。当院ではより安全に正確に行 うためにレーザーによるアシステッドハッチングを行ってい ます。透明帯のみにレーザーを照射するため、胚へのダメージはありません。

エンブリオグルー

エンブリオグルーとは、ヒアルロン酸が多く含まれた胚移植用の培養液です。胚と一緒 に移植 をすることでヒアルロン酸がのりのように働き、胚の着床を助ける効果が あります。

ERA エラ/子宮内膜着床能検査

着床に適した期間を調べます。胚移植での妊娠率が25%向上しています。

検査内容
  • 子宮内膜には着床に適した期間があります。
  • この期間は個人によって異なり、ERA 検査では患者様個々の着床に適した期間を特定します。
  • 最適なタイミングの胚移植をすることで、妊娠率を高めます。
検査対象の方
  • 良質な胚を移植したにも関わらず、着床に至らなかった方
  • 自分の着床に適した期間を知りたい方
  • 胚移植を行うタイミングを把握したい方

EMMAエマ/子宮内膜マイクロバイオーム検査

子宮内膜の細菌の種類と量を調べます。子宮内の乳酸菌割合を上げると着床・妊娠率が上昇します。

ALICE アリス/感染性慢性子宮内膜炎検査

慢性子宮内膜炎を起こす細菌を調べます。不妊症患者の30%が慢性子宮内膜炎に罹患しています。

Th1/Th2

複数回胚移植を行うも着床に至らなかった場合、受精卵を受け入れる免疫を誘導する細胞Th1とTh2のバランスを検査します。バランスが不良のときは免疫抑制剤(タクロリムス)の内服により、受精卵への拒絶反応を回避し着床率を上昇させます。

PFC‐FD療法

PFC‐FDは、PRP(多血小板血漿)に含まれる「成長因子」のみを抽出・濃縮し凍結乾燥させたもので、体内の組織修復・治療などを促す因子濃縮物です。

ご自身の血液から、独自の技術で活性化させたPFC‐FDを組成し活用する治療です。これによって子宮内環境を局所的にケアし、改善を促します。すでに、整形外科・歯科・皮膚科等、さまざまな分野でも使われ、効果が期待できるものです。患者さまひとりひとりに合わせた治療法です。

<成長因子のはたらき>
血小板に含まれる「成長因子」には、自己修復機能を促進するなど、子宮腔内の環境改善を期待できる「成長因子」が多数存在しています。

<着床率アップにつながる子宮内環境をケア>
子宮内膜の厚さが7mm以下*の場合、胚が着床しにくいと言われています。PFC‐FDを使用することにより、内膜を厚くする、炎症を抑えるなどの子宮内環境の改善が期待できます。
*凍結融解胚の場合(申請胚移植の場合は8mm以下)

体外受精

体外受精とは、排卵前の卵子を手術によって体内から取り出し、精子との受精を体外で行う治療方法です。正常に受精し、細胞分裂が順調に繰り返された質のよい胚を体内に移植することで、妊娠率がより高くなります。

男性不妊

男性不妊

現在、不妊でお悩みの方の約半数で男性側に原因があることがわかっています。そこで、ときわ台レディースクリニックでは、男性不妊の相談・検査も行っています。

相談・検査の結果、男性不妊が疑われた場合は、ひばりヶ丘にある「ともまさ泌尿器科・皮フ科」と連携して、検査、治療を進めていくこともできます。

婦人科一般

婦人科一般

地域に根差したクリニックを目指し、不妊治療以外の一般婦人科も診療しています。

女性の身体は繊細です。思春期、更年期、老年期といったライフステージの変化や、ストレスなどの影響で、ホルモンバランスを崩してしまうことは多々あります。月経異常やおりものの異常など、婦人科のお悩みがありましたら気軽にご来院ください。

また、ときわ台レディースクリニックは自治体のがん検診にも対応しております。どうぞご利用ください。

体外受精・顕微授精 料金表(全て税込)
検査項目 費用
採卵1回目 154,290円
採卵2回目123,430円
採卵3回目以降92,580円
静脈麻酔30,860円
局所麻酔10,800円
精子調整・媒精51,430円
培養(採卵当日~3日目まで)51,430円
胚盤胞培養(3日目以降も培養の場合)30,860円
タイムラプスインキュベーター①77,000円
タイムラプスインキュベーター②40,700円
凍結胚融解51,430円
移植20,580円
ERA162,000円
顕微授精72,000円
Assisted Hatching20,580円
SEET法32,400円
精子凍結(検査料・半年間の保存料含む)40,200円
精子の凍結保存更新料37,080円 / 年
胚・卵子凍結1個(1年間の保存料含む)67,930円
胚・卵子凍結2個目以降(1個につき加算)10,290円 / 個
胚・卵子の凍結保存更新料37,080円 / 年

※体外受精時、採卵日までの検査・注射等の通院費が別途かかります。

検査項目 費用
採卵1回目 157,150円
採卵2回目125,720円
採卵3回目以降94,300円
静脈麻酔31,440円
局所麻酔11,000円
精子調整・媒精52,390円
培養(採卵当日~3日目まで)52,390円
胚盤胞培養(3日目以降も培養の場合)31,440円
タイムラプスインキュベーター➀77,000円
タイムラプスインキュベーター②40,700円
凍結胚融解52,390円
移植20,960円
ERA165,000円
Th1/Th232,180円
顕微授精73,340円
Assisted Hatching20,960円
SEET法33,000円
精子凍結(検査料・半年間の保存料含む)40,970円
精子の凍結保存更新料37,800円 / 年
胚・卵子凍結1個(1年間の保存料含む)69,220円
胚・卵子凍結2個目以降(1個につき加算)10,480円 / 個
胚・卵子の凍結保存更新料37,800円 / 年

※体外受精時、採卵日までの検査・注射等の通院費が別途かかります。

検査項目 費用
採卵1回目 157,150円
採卵2回目125,720円
採卵3回目以降94,300円
静脈麻酔31,440円
局所麻酔11,000円
精子調整・媒精52,390円
培養52,390円
タイムラプスインキュベーター➀77,000円
タイムラプスインキュベーター②40,700円
凍結胚融解52,390円
移植20,960円
ERA165,000円
ERA/EMMA/ALICE198,000円
EMMA/ALICE77,000円
ALICE66,000円
Th1/Th232,180円
顕微授精(卵子3個まで)55,000円
顕微授精卵子4個目以降(1個につき加算)11,000円/個
Assisted Hatching20,960円
SEET法33,000円
精子凍結(検査料・半年間の保存料含む)40,970円
精子の凍結保存更新料37,800円 / 年
胚・卵子凍結1個(1年間の保存料含む)69,220円
胚・卵子凍結2個目以降(1個につき加算)10,480円 / 個
胚・卵子の凍結保存更新料37,800円 / 年

※体外受精時、採卵日までの検査・注射等の通院費が別途かかります。

検査項目 費用
採卵1回目 157,150円
採卵2回目125,720円
採卵3回目以降94,300円
静脈麻酔31,440円
局所麻酔11,000円
精子調整・媒精52,390円
培養52,390円
タイムラプスインキュベーター➀77,000円
タイムラプスインキュベーター②40,700円
凍結胚融解52,390円
移植20,960円
ERA165,000円
ERA/EMMA/ALICE198,000円
EMMA/ALICE77,000円
ALICE66,000円
Th1/Th232,180円
PFC-FD(採血複製)220,000円
PFC-FD(子宮内注入)11,000円/回
ネオセルフ抗体38,500円
顕微授精(卵子3個まで)55,000円
顕微授精卵子4個目以降(1個につき加算)11,000円/個
Assisted Hatching20,960円
SEET法33,000円
精子凍結(検査料含む)22,000円
精子凍結保存更新料(選定療養1年目)※2年目以降は下記料金12,000円
精子凍結保存更新料37,800円/年
胚・卵子凍結1個(1年間の保存料含む)69,220円
胚・卵子凍結2個目以降(1個につき加算)10,480円 / 個
胚・卵子の凍結保存更新料37,800円 / 年

※体外受精時、採卵日までの検査・注射等の通院費が別途かかります。

ルナルナ メディコ

基礎体温を記録される方へ

当院ではルナルナメディコ(基礎体温アプリ)を導入しました。
スマートフォンでダウンロードしたルナルナアプリで基礎体温を記録、それらを病院のタブレット端末で確認可能となりました!
煩わしい基礎体温グラフ用紙の記入や通院時に用紙を持参する手間も省けます。
是非ご利用ください。

詳しくはこちらへ→ルナルナメディコ

ご予約・お問い合わせ

不妊のことでお悩みでしたらご相談ください。
患者さまお一人おひとりと対話の時間を持ち、
診療しています。